心優しい会員さん達は、ラバーと並んでツーショットを希望して下さいました。
横に立つと途端に、耳を伏せるラバー。

すると、引退馬協会のスタッフさんが
「ラバー大丈夫だよ」「ラバー、ラバー♪」と声掛けしてくださいました。
すると、すっとラバーの耳が前を向き、緊張が融けたような表情になりました。

するとつかさず、「ラバーそうそう、その調子。いいよー♪」と声が掛かると、
ラバーも気分が良くなるようで、少し緊張はあるものの意識をカメラマンに向けていました。

ラバーにとっては、こんなに沢山の人が放牧地に来て
自分と並んで写真を撮る経験は初めてでした。
ナイスや他の馬達にとっては普通に出来る事が、
ラバーにとってはとてもハードルが高かったことと思います。
しかし、ラバーは最後までやりきりました。途中何度も耳を絞る表情を見せましたが
その都度、励ましの声掛けが聞こえると耳を前に向けて、緊張の表情を解いてくれた事は
とっても大きな成長だったと思います。

改めて、ラバーに人参をあげてくれた皆様、ラバーと写真を撮って下さった皆様に
心から感謝申し上げます。ありがとうございました。