グランデラバーの会が出来てから、9ヶ月が経ちました。
2月18日現在11名の会員さんと、多くの方のご寄付により支えられています。
知名度も低いラバーは会員さんがなかなか増えない為、
改めてラバーの会を立ち上げた経緯を、
お話させていただきます。
SIMG_9711済
ラバーは、腰が悪くなり乗馬を引退し、生まれ故郷に戻ってきました。
セン馬が、生まれ故郷に帰れる事はほぼ無い事ですが、
牧場さんの生産馬に対する愛情のお蔭で、ラバーは無事に帰って来る事ができました。
しかし、なぜか人を信頼する事が出来なくなっていました。
何が理由かは不明のままです。

そして半年を過ぎた頃に、手も掛かり扱い難いラバーは、
安楽死を考えられるようになりました。
人を信用する事が出来ないまま、人のぬくもりを感じないまま、馬生を終わらせることを、
「こうなってしまったのは決してラバーのせいではないのに。折角、故郷に帰ってきたのに。」
と憐れに感じて、また哀しくも思いました。

そして生き続ける事により、仔馬時代に感じたはずの人のぬくもりを、
もう一度感じて欲しいと思うようになりました。

しかし、人に懐かないラバーにオーナーが見つかる可能性はゼロに近く、
このままではラバーの馬生が終わってしまうと思い、
「ならば私がオーナーになろう!!」と思いましたが、
一人でラバーの馬生を支えていくのは難しいのが現状でした。

でもこのままでは・・・と思い悩んでいる時に、
引退馬協会さんの「引退馬サポートホース」のご助力により、
「グランデラバーの会」を立ち上げる事ができました。

ラバーの凍った心が融けることは、紙を一枚づつ剥がしていく様に
時間がかかる事と思いますが、一緒にラバーを見守り、
余生を支えてくれる会員さんを.募集しております。
支えてくださる方への御恩に報い、
いつかラバーが人のぬくもりを感じて、皆様に癒しを与えてくれる事と
信じております。
合わせて寄付も募集しております。どうぞ、よろしくお願いします。

ラバーは現在、ヴェルサイユリゾートファームさんで、
穏やかに余生を過ごしております。
牧場を見学された際は、ラバーに会って頂ければ幸いです。
 ※牧場を移動した経緯はこちらをご覧ください。


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